春の句である。大正11年の作。 初出『鬼園俳句帖』 (昭和9年 三笠書房刊) この句は、百閒先生の代表句の一つであり、しばしば揮毫された。元は「木蓮や塀の外行く俄風」であったが、句集収録時に改作されたらしい。 三回忌の折(昭和48年)に、摩阿陀会有志により、東京・金剛寺墓前に建立された句碑の碑文にも同句(村山古郷所有書幅)が刻まれた。
春の句である。昭和11年の作。 初出『有頂天』 「歸雁-百鬼園俳句帖拾遺ノ三」